催眠ガール
あきです。
催眠ガールの読後の余韻が心地よく落ち着いてきたので書きに来ました。
いろいろあるんですけど、思い浮かんだのは「すべての物語はスクリプトなのでは?」ということ。
私はオタクなので、「物語」とか「キャラ」に対する思い入れや愛着が、たぶん一般の人より強くなっちゃうんですよね。
このお話いいよね、これがこうなるの良いよね、愛しい…みたいな。
「ホモ・サピエンス全史」でも、「虚構を生み出し、それを信じる認知改革を経たから、ホモ・サピエンスはここまで繁栄した」っていう記述がありましたが、やっぱり物語(虚構)が持つ力ってすごく強いんだと思います。
意識はしてないけど、それによって癒やされたり、気力を得たりしているわけですよね。
ここの「物語(虚構)」はニアリーイコール「スクリプト」だとも考えられるわけで。
とにかく、物語にのめりこんでしまうオタクの私には、催眠ガールはすごーく自然に水みたいに入ってきて、色々な場面と感情を中に植え付けて行ってしまった。そんな感じ。
そしてまた本をめくらずにいられない。