アスペルガーなのか?
あきです。
「心に聞く」ビギナーの私は、朝や帰宅時にできるだけ心に話しかけてます。
「心よ、台風一過だから気持ちいいねー」「今日の晩御飯何にしたらいい?」とか…。
雑談でもいいらしいので続けるぞ。
この前友だちと話してて、「自分がアスペルガー症候群じゃないかって疑ったことない?」という話題になりました。
アスペルガーの特徴を調べていくうちに、自分もそうなんじゃないかと不安になってしまったらしい。
聞くと、軽度のアスペルガー症候群の特徴としてはざっくりと
・多動で注意力散漫
・同時進行のタスクができない
・うっかりが多く、人から天然と言われる
などがあるらしく、た、確かに私にも思うところあるな…と背筋にひんやりとしたものが。
いちおう企業に勤めてますが、ふつう〜〜に働いている周りの人たちを見てると「自分とは違うな…」と思うこと多々です。
営業も事務も経理もプロジェクトリーダーも、私にはできる気がぜんぜんしない。
長期的スケジュールを把握するとか、臨機応変に対応するとかもまるでダメで、バイト時代には発注とか在庫管理でさえ苦労してました。全然イメージが湧いてこなくて。
最近までは、会社の中でいっつも「私はこの中で一番仕事できない人間なんだ」妄想に憑りつかれてました。
現代日本で「隠れアスペ」と言われる人は6〜10人に1人の割合でいるらしいです。
いやっ、それ多いですよね。全然珍しくない!!
「私はアスペルガー症候群なの?」と聞いてみました。
すると心は
「アスペルガーってなあに?」
いやっ、アスペルガーっていうのは、コミュニケーションとか業務がちょっと苦手な性質ってことで…。
すると今度は、カートゥーンみたいな絵柄で、原始人が原始人に「足も遅いし…」「生き物を殺すとかも本当は苦手だし…」って落ち込んでぼやいてるイメージが出てきて、何だか面白くなってしまった。
心よ、ラベルってことなの? と聞いたら、うん、みたいな。
内向的・外交的と一緒で、アスペルガー気質も「自分の取説」だと気楽に受け止めていい気がする。
結局それって、「今の社会に合っているか合っていないか」のラベルでしかないんじゃないかと…。
人間誰もが「接客販売や営業の業務ができてしかるべし」なんていうのはナンセンスなわけだし。マルチタスクが人間のもともとの本能に沿っているかといったら、いやいやそんなわけもないような気がするし。
でもそういうラベルを貼ることで、自分と付き合いやすくなるなら、それでいいとも思います。
「良い」もなく「悪い」もなく。
「それでもいいじゃん」って心は言ってくれます。
自分の「取説」を自分で知っていくって、いいなー。